矢沢永吉のコンサートに、またまた行って参りました。
この名古屋公演から、アリーナサイズの会場が増えるため、ROCK OPERA
Versionに変わっている。
前回の長野のホール・ツアーのVersionとは、曲目も多少変わっているし、
もちろん、ダンサーが加わったり、オーケストラの人数も多くなったりと
アリーナサイズの会場ならではの演出も数多く施されている。
今回の席は、なんとアリーナのステージを向いて、左手の端っこの方
だったので、コーラスさんの姿が、スピーカーの影になってしまって、
見れず〜。個人的には、もうテンションが思いっきり下がる・・・。
そう、ユーミンちゃんのステージでは、端から端まで余すところなく
セットとして使用されている気がするんだけど、永ちゃんのステージでは
両脇に設置された黒の天幕に囲われたスペース、あれに機材だとかが
置かれているんだろうと思うんだけど、スタンドのステージに近い方は
かなり見えてない見切りの空間があるのでは、とも思える。
でも、今回ラッキーだったのは、前回の長野の時とは、コーラスの女性陣の
お衣装が、逆で今回は、Norikoさんがパンツ・スタイル、Marronちゃんが
ミニスカ・スタイルを見れたってことかなぁ。
それにしても、ステージのスケールが大きくなればなっただけ、存在感が
増すというのは、素晴らしいことだと思うのです。
さて、本編。前回のROCK OPERAの時にも演った、「東京」を今回も演って
いるのですが、この曲は、間奏に、コーラスのアカペラがあって、そのあと
オーケストラのパートがかぶってきて、壮大なスケール感が出る演目なのである。
前回のROCK OPERAでも、真髄と言える演目だった印象があるんですけど
今回も、3人のコーラスワークは冴えまくっているのです。
(ちなみに、前回のROCK OPERA 武道館 Versionは、Norikoさんと比山さんは
すでにこの曲で出演なさっているんですよね。)
これは、武道館でまた見るのがすごく楽しみ。きっと、武道館の頃には
もっともっと熟成感が出ることと期待しているのです。
あと、ちょっとブロードウェイ・テイストの「ニューグランド・ホテル」。
これも、ダンサーが加わってすごく粋な演出になっていて、永ちゃんの
白シャツに袖のカフスをはだけさせている姿が、めちゃくちゃかっちょいい。
実は、このコーラスのパートで、永ちゃんのボーカルに絡む字ハモのパート
があるんですが、これは、Norikoさんなのか、Marronちゃんなのかすごく
気になるところ。次回の武道館では、ちゃんと確かめたいところです。
こうやって見ていくと、本当に永ちゃんのコンサートは細部の細部まで
こだわりつくしているんですよね。本当に、一流のパフォーマンスを
見せたい、一流のステージングを見せたい、という質の高さへの追求
という意味では、出演しているキャストのミュージシャンの皆さんも
求められているもののレベルが高いので、苦労もきっとおありになる
のでは・・・なんて思っちゃうんですよね。
でも、そのステージで、日々進化を遂げていらっしゃるキャストのみなさん
さすが、永ちゃんのライブに出ている方々なんだな、と思うわけです。
さて、ワタクシメの今日のタオルは、今ツアーのロゴ入りの会場限定の
タオル。こういうグッズへのこだわりも、すごいですよね〜。