実は、marronちゃんのSOLO LIVEに伺うのは久々なんです。
例えば、L-modeのmarronちゃんだったり、コーラスをする
marronちゃんっていうのは、最近でも目にする機会はあった
んですけど、今回のSOLOのライブは、marronちゃんの魅力を
改めて実感するライブになったのでした。
marronちゃんは、ソング・ライティングもなさるし、歌詞も自分で
書かれているでしょ。自分の歌を自分で歌って表現するという
意味での、プロデュースとかトータル感っていうのが、すごく
marronちゃんらしい、いいライブだったなーと・・・。
もちろん、marronちゃんは、ボーカリストとしても魅力的な
声だし、歌うことも素晴らしい方なんですけど、やっぱり、
カバーを歌うmarronちゃんよりは、自分の書いた歌を歌って
表現なさるmarronちゃんの方が、生き生きしてる感があるというか
グッときちゃいますね。
marronちゃんのMCも、お人柄が良く出ていて、皆に愛されるのが
よくわかるなぁ〜なんて、思いました。多分、理屈じゃなく、
人間的に、とてもいい生き方してると思いますもの。
LIVEの内容としては、カバーあり、marronちゃんの楽曲の
新旧織り交ぜての構成となっていて、初めて聴く曲や
CDでは聴けない曲などもあり、とても内容の濃いものでした。
旧の方の曲で、「愛がなくちゃね」は、初めて聴けた曲で
曲間の「愛がなくっちゃ」のフレーズに込めるmarronちゃんの
想いが聞けて、もうおもしろすぎ。
個人的に印象に残った曲は、次の「HOPELESS DIVING」でした。
この曲って、ユーミンの曲で言ったら、「ツバメのように」??
なんて思ったりもしたけど、結果は全然正反対なんだよね。
MCを聴きながら、当時、私がこの曲になんで共感したのかを
すごく鮮明に思い出した・・・。
さて、ここでしか聴けないという意味で、貴重な楽曲は
「横須賀ストーリー」ですね。言わずと知れた山口百恵さんの
楽曲。アレンジ・キングさんの昭和歌謡を歌うという企画に
参加していて、今回は、このLIVEだけでしか聴けないという
バージョン。アレンジがすごくJazzyで、かっちょよすぎ!!
そう、密かに思ったんだけど、marronちゃんには、百恵さんの
声の粒々もあるよね〜。
そして、初めて聴いたという意味では、1st SET最後の曲、
「friend」もそうですね。この曲のアレンジで、ピアノの
旋律がすごくきれいなのが、印象に残りました。
2nd SETの「Brand New Sky」、これも久々聴けた曲でした。
そう、MCで話しておられたけど、大きな壮大な曲を作って
ください、と言われて書いた曲なんだそうです。
この曲は、とてもいいバラードで、また聴くことができて
よかったなぁ、と。
そして、バンクーバーオリンピックの織田選手みたいな??
思わぬアクシデントもありながらも、Special Guestの
L-modeの皆さんにも助けられながら、「夜空のムコウ」に
たどり着きました。この曲は、Lの皆さんがお揃いだったら、
必ずLiveで披露してくれる、お約束の曲です。
それにしても、Lのみなさん、ステージでも話しだしたら
止まらない感じが楽しいですね〜。
そして、またまた初めて聴く「愛のかたち」は、marronちゃん
曰く、Happy Song ということで、なぜか気に入らない??
なんておっしゃっていたけど、キャッチーなメロディで
いい曲じゃないですか〜。
そして、CDを聴いた時、なんで、「愛に堕ちた日」の曲の
印象が、「白い」印象だったのかもMCを聞いてわかりました。
兎にも角にも、いいバンドにサポートされてのライブでした。
marronちゃん、Lの時は可愛い私でいる、みたいな事、話して
おられたけど、確かに、女子のバンドを率いるmarronちゃんは
かなり男前な感じでした。
SET LIST
1st
1.生き別れのJuliet
2.雨
MC
3.愛がなくちゃね
MC
4.Hopeless diving
MC
5.横須賀ストーリー
6.Through the sky
MC〜メンバー紹介
7.friend
2nd
1.My Funny Valentine
MC
2.Fateful
3.殺したいほど愛してる
MC
4.Brand new the sky
MC
5.夜空のムコウ
Special Guest L-mode
MC
6.愛のかたち
7.Wheel of feeling
MC
8.愛に堕ちた日
アンコール
1.get ready
2.夢であいましょう
marron(Vo) 野田ユカ(Pf) 甲本奈保美(Sax)
若林美佐(B) 吉原亜矢子(Dr)