またまた、ワタクシメの密かなる夏休み紀行。
やはり、静岡県民のひとりとしては、開港した、富士山静岡空港を
利用しなくては!という使命感から、九州へは、エアーで行くことに。
なんと言っても、福岡線は県が搭乗率保証をしているから、搭乗率が
70%に達しないと、血税が投入されるのよね。
まあ、そんなこんなで、杏里さんのディナーショーを観覧するために
福岡から小倉までは、新幹線を利用するんだけど、小倉の先には、
門司港レトロという観光スポットがあるというので、行ってみる
ことに。
門司港は、明治、大正時代に国際貿易港として栄えた港街。
その頃のレトロな建築物が残り、ノスタルジックな雰囲気を
漂わせる。そして、関門海峡を望む、広大なパノラマは
見ていると、時を忘れます・・・。
実は、門司港レトロに来てみたかったのには、旧大阪商船館に、
わたせせいぞうの小さなギャラリーがあるというのも、理由の1つ。
とりあえず、夕方にはホテルに戻らなくちゃいけないので、急いで
観光に出かける。ホテルからは、在来線で、15分弱。こういう時、
ステーション・ホテルというのは、迷わないからいいわ〜。
門司港駅を降りて歩き出すと、レトロな街並みの中にそびえる、
高層な建物に、目を奪われる。黒川紀章さんが設計した、
門司港レトロ展望室。この展望室からは、壇ノ浦の古戦場や
巌流島も遥かに望むことができ、対岸の本州が近いなぁ〜と
実感する。
そして、眼下に見える、はね橋は、ブルーウイングもじ。
一日に、6回開閉するそうだ。
街を散策していると、目に入る地ビール工房。やっぱり
飲むでしょ、飲んじゃうでしょ。そして、名物、焼きカレーは、
門司港が発祥の地なんだそうだ。
テイク・アウトしたビールを、午後の陽射しを浴びて海を見ながら
飲んじゃうなんて、極楽、極楽。ソーダ水ならぬ、ビールの泡の中を
貨物船が通るの図を撮りたかったのだが、飲みすぎて、足りなく
なっちゃいまして、断念。あ〜、手元がかなりピンボケですいませーん。
そうこうしているうちに、ホテルに戻る時間が迫ってくる。
スタンプ・ラリーの最後は、九州鉄道記念館。閉館の時間もあるので
ざっくり中を見て、記念にSLの写真なんか撮ってみる。
さあ、スタンプラリーも完成したことだし、帰るぜ〜。
門司港駅のホームは、なんだか、横須賀駅にも雰囲気が似てるような、
クラシカルな港町な感じ。
あ〜、いつもながら、こんな観光でいいのかねぇ。
でも、楽しかったぁ。でも、帰り道は、ちょっとさみしい。