7月が終わった。
日経新聞の最終面に、「私の履歴書」というコラムがある。
「著名人が1ヵ月にわたって自らの人生を語るコーナー」(
NIKKEI4946.com)
今月は、長嶋茂雄氏だった。
読売巨人軍終身名誉監督。ミスター・ジャイアンツ。
長嶋さんっていったら、数々の伝説を作り、「野球の天才」「動物的勘の男」
などと語られる。
でも、「私の履歴書」で長嶋さんご自身が書かれているのは、「私は天才肌
でもなんでもない」という言葉だった。「試合前の練習ではわざと二、三球
で切り上げて見せたりした」とある。でも、「人がいないところでは、
自分との技への血みどろの格闘を一人で必死にやっていた。」と書いてある。
「プロは命懸けで練習」
勝負師として、「野球道」の王道を歩んできた長嶋さんだって、
日々の弛まぬ努力をかかさない。
一ヶ月間、毎日、心を熱くして、読んできました。