ワタクシメの大好きなボーカリスト、
marronちゃんのソロライブが
六本木のSLEEPER'S であるというので、出かけて来ました。
marronちゃんは、今井美樹さんのコーラスでライブに出演していたり、
フジテレビの「僕らの音楽」のミュージシャンとして、コーラスで
出ていたりすることもある。もちろん、L-modeの一員でもある。
(注:L-modeとは、松任谷由実、ANRI、今井美樹などの
超有名アーティストのステージのサポートメンバーでご活躍されている
歌って踊れる、トール・サイズの美人女性4人のユニットのこと。
メンバーは、Tina, Noriko, Mie & Marron )
今回のライブは、marronちゃんがデビュー10周年を迎える、記念の
アニバーサリー・ライブだったりもしたのです。
marronちゃんのオリジナル・アルバム「Fateful」からの曲や、
marronちゃんの大好きな曲のカバーや、デビューの頃の楽曲など、
その頃の思い出や考えてたことなどのMCを織り交ぜながら進行していく
ライブは、本当に、あっという間の時間でした。
さて、marronちゃん、見目麗しいルックスにモデルのようなスレンダーな
お姿、抜群の歌唱力、そして、魅力的な声の持ち主なのにもかかわらず
MCでは、けっこう言いたい放題、喋り倒していらっしゃいましたね〜。
デビュー当時のことや、どうしてこの業界に入ったのか、とか
フツーは、そういうルーツのようなことは、あまり話したがらない方も
いらっしゃると思いますが、marronちゃんの場合、現在の私があるのは
これまであったこと、ひとつひとつが、今のmarronちゃんを構成している
とでもおっしゃりたいように、今までのエピソードを披露しまくる。
その潔さや、MCの勢いに、軽妙なウィットと心地よさを感じるのでした。
あ〜、この方は、等身大の自分で(確かにトール・サイズですが・笑)
本当に、ありのままに自分を表現していらっしゃるんだな、と思いました。
私が、一番印象に残ったのは、1st SET の最後の2曲、Swing Out Sisterの
「トワイライト・ワールド」と「ブレイクアウト」。
ブラスがいない、ベースとドラムとピアノのメンバーで、どういうアレンジ
になるんだろうと興味深々で聴いたこの曲は、めちゃくちゃクールな
アレンジで、すごく気に入ってしまったのです。
もちろん、矢沢永吉さんの夏フェスにコーラスで出演していただけあって
高音部分の声の伸びと、ちょっとロックのボーカル・スタイルが語尾に
のった感じが、コリーン・ドリューリーの印象を継ぐ、今までの
marronちゃんとは、また違った新しい印象に映るのです。
あと、marronちゃん、『小嶋希代子』でデビューしてらしたそうですが
デビュー曲「笑顔の魅力(ちから)」と、そのカップリングの曲「ハートの
解禁日」を2006年Versionで披露したんですが、私は、カップリング曲の
方が、サビがキャッチーで好きでした。・・・ちなみに、私、デビュー当時の
marronちゃんは知らないので、今回のライブはかなり貴重な体験でした。
それから、2nd SET のオープニングのJazz Versionの2曲「You'd Be So Nice To Come Home To」「Over the rainbow」も、見事でした。
さすが、UKクラブ・ジャズ系が似合うmarronちゃん。
時間の関係で、最後までライブを観ることはできませんでしたが、
今後のmarronちゃんの活動に注目していきたいな、と思うのでした。